初期症状としては口が開きにくい、顎を動かすとカクカク音がするといった症状があり、状態がひどくなると口を大きく開いたりするのが困難になり、食事も思うようにとれなくなる等、生活に支障が出てきます。
また自分の顎の形に合わない詰め物を入れて治療を行い、数年後に顎関節症の症状が出るケースが多く、患者さん自身も原因を自覚していない方が大半です。
顎関節症は症状によって、次のように分類されます。(日本顎関節学会)
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筋肉の障害によって起こるタイプ |
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関節包・靭帯の障害によっておこるタイプ |
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関節円板の障害によって起こるタイプ |
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変形性関節症によって起こるタイプ |
顎関節症のタイプは4つに分けられますが、症状が複数のタイプにまたがってでる方が多い様です。当院では、顎関節や筋肉、靭帯などから根本的に見直し、原因を追究します。そうした考察のもと、歯周病治療や矯正、インプラントなどの処置により見違えるほど改善することもあるのです。今まで治療を重ねても症状が治まらない方、ぜひ一度ご相談下さい。